2曲目の「アウトロー」BPM=150〜60。
ベースラインは8分のルート弾き。
曲中、自分の中で盛り上がっちゃってピッキングを
Van Halen の「Unchained」でのマイケル・アンソニーばりに
ベース・ボディをグー・パンチで数小節やったんですわ。
で、ピックアップがこうなりました。
めり込んじゃってしまいました。
自分のピッキング・フォームとしては、
4弦を弾くときは親指をピックアップにのせて弾くんですね。
ピックアップの調整としては5mmほど出しているのです。
そこに親指をのせるのね。
仕方なしに曲が終わるまで残り数分間、
親指が宙ぶらりんの状態で弾き終えたわけです。
次の曲のまでのM.Cの時になんとか引っ張り出そうと
努力しましたが、全然ダメで、その時頭の中では
”このまま最後まで演りきろうかな。
無理したら弾けない事もないし、
あかんかったらサブ・ベースもあるし。
M.Cを中断させてまで、
修理する為に一時ステージから引っ込む
なんてバンドとしてカッコ悪い。うん。
、、、、、でも残り10曲以上あるなぁ。
ピッキングに気を囚われて十分な
パフォーマンスできないかも。
このベースで弾きたいしなぁ。
、、、うん、よし。MC中断してやろう。”
と思って最後にピックアップをグリグリした時です。
「ペコン!」
なんと元に戻りました。奇跡だ!
ピックアップの反対側をグッと押したら
簡単に元に戻りました。あー良かったぁ!
で、最後まで事故もなく良いライブが終了しました。
今思えば
あの時もっと落ち着いて考えてれば、
ピックアップの設置構造上、反対側に押さえるのが
戻る確率は一番高いのは常識なんだけどね。
奇跡でも何でもないわ
大興奮してたんだろうなぁ。
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