高品 格(たかしな かく)である。
有名なところでは、
’70年代後半にヒットしたテレビ・ドラマ
大都会の刑事「マルさん」役。
最も好きなのが麻雀放浪記(1984年、東映)のこのシーン。
1:02:40 あたり。
ドサ健(鹿賀丈史)と出目徳(高品 格)がやりあってるところ。
あー、渋!
出目徳「2だ」
出目徳「おや?」
出目徳「おやおやっ、こりゃオカシィ!ハッハッハッハッハッ!
おかしくて死にそうだよ」
ドサ健の子分「また天和(テンホー)?」
ドサ健「ふざけるなぁー!」カーン!
出目徳「おやぁー?なんだい?」
ドサ健「テメェー、相手みて技ヤレよぉー!
俺ァ、ノガミのドサ健だぁー。
やるときゃー命ハッテンだろーなぁー!」
出目徳「インチキだってんのかい」
ドサ健「どこの世界にこんなチョボイチに引っかかって
銭払う奴がいるかい!」
出目徳「インチキだから払えねぇって言うのかい?」
出目徳「フンッ、上野に健さんっていう勇ましい博打打ちが
いると聞いていたが、ドン!そいつがそうぬかしたんだなぁ」
出目徳「インチキだから払えねぇってナァ?」
ストーリーを知らない人が観たら、なんのこっちゃ解らないでしょうが
昭和の男のダンディズムが詰まっているこのシーン。
ドサ健が立ち上がった後の
「おやぁー?なんだい?」のとぼけた顔。
それと後半の卓をドン!っと叩いて
「そいつがそうぬかしたんだなぁ」
と言った後の”ドヤ顔”
カー!しびれるー!カッコよすぎる!
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